衆院鹿児島2区補選 自民・金子氏が当選

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去年夏の参議院選挙後、初めての国政選挙となる衆議院鹿児島2区の補欠選挙は27日に投票が行われ、自民党の新人で公明党が推薦する金子万寿夫氏が、無所属の元衆議院議員民主党日本維新の会、結いの党、生活の党が推薦する打越氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。

金子氏は67歳。
衆議院議員の秘書を経て、鹿児島県議会議員を6期務め、この間、県議会議長も務めました。
今回の補欠選挙は、大手医療法人「徳洲会」グループの選挙違反事件に関連して、自民党を離党した徳田毅衆議院議員が辞職したことに伴って行われました。
去年夏の参議院選挙後、初めての国政選挙となり、各党は、安倍政権の評価を問う選挙と位置づけ、激しい選挙戦を繰り広げました。
金子氏は、安倍政権の経済政策=アベノミクスの効果を地方の隅々にまで行き渡らせるなどと訴え、自民党の支持層や推薦を受けた公明党の支持層などを固め、初めての当選を果たしました。
金子氏は、「安倍政権の経済政策による景気回復の波を鹿児島や地方の隅々にまで行き渡らせるために、国と地方の間をつなぐ役割を果たしていきたい」と述べました。