福井市長選 現職の東村氏が3選

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福井市長選 現職の東村氏が3選

12月14日 4時06分

任期満了に伴う福井市長選挙は13日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党公明党社民党、それに維新の党福井県総支部が推薦する東村新一氏が3回目の当選を果たしました。
福井市長選挙の開票結果です。
▽東村新一(無・現)当選、5万1708票。
笹木竜三(無・新)2万9736票。
自民党公明党社民党、それに維新の党福井県総支部が推薦する現職の東村氏が、新人で元衆議院議員の笹木氏を抑えて3回目の当選を果たしました。
東村氏は63歳。福井県の職員や福井市の副市長などを務めたあと、平成19年の市長選挙で初当選しました。今回の選挙で、東村氏は、平成34年度に北陸新幹線の開業が予定されているJR福井駅前の活性化を進めることや、観光客の誘致に向けた取り組みの充実などを訴えました。そして、推薦を受けた各党の支持層を固めるとともに、いわゆる無党派層など幅広く支持を集め、3回目の当選を果たしました。
東村氏は「2期8年間、1つずつ着実にできたのが評価されたのだと思う。3年後の福井国体や、北陸新幹線の福井開業をはじめ、人口減少などへの対応も、体制をしっかり組みながら進めていきたい」と話しています。
投票率は38.83%で、過去最低だった前回(4年前)の選挙を15.19ポイント上回りました。