青森県知事選 三村申吾氏が4選
三村氏は青森県おいらせ町出身の59歳。衆議院議員を経て、平成15年に青森県知事選挙に立候補し、初当選しました。
三村氏は自民党青森県連と公明党から推薦を受け、選挙戦で財政再建に取り組んだ3期12年の実績を強調するとともに、企業誘致などによって新たな雇用を生み出すことや、青森県の基幹産業である農林水産業の振興などを訴えました。
また、六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場など、県内に数多く立地する原子力関連施設について、エネルギーの安定確保のためにも必要であり、安全対策に万全を期していくと、理解を求めました。
その結果、推薦を受けた自民・公明両党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、共産党と社民党が推薦する新人の大竹氏を抑え、4回目の当選を果たしました。