北九州市長選 現職の北橋氏が当選確実

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任期満了に伴う北九州市長選挙は25日に投票が行われ、無所属の現職で自民党が推薦する北橋健治氏の3回目の当選が確実になりました。

北九州市長選挙の開票はまだ始まっていませんが、NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、無所属で現職の北橋健治氏が、2人の新人を大きく引き離して極めて優勢で、今後順調に得票を伸ばすと見込まれることから、北橋氏の3回目の当選が確実になりました。
北橋氏は61歳。
昭和61年から衆議院議員に6回当選し、この間、民主党の幹事長代理や役員室長などを務めました。
そして、平成19年の北九州市長選挙に、民主党社民党などの推薦を受けて立候補し、自民・公明両党が推薦した候補を破って初当選し、これまで2期市長を務めてきました。
今回の選挙で、北橋氏は、政府・与党との連携を強化したいとして、自民党から初めて推薦を受けました。
そして、安倍政権が進める「地方創生」に取り組み、地域経済の活性化を図るとともに、全国の政令指定都市の中で最も進む高齢化への対策を充実させることなどを訴えました。
その結果、北橋氏が、推薦を受けた自民党のほか、民主党社民党などの支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、2人の新人を抑えて3回目の当選を確実にしました。