共産 志位委員長 野党一本化なら参院選候補取り下げも

参照元 共産 志位委員長 野党一本化なら参院選候補取り下げも

共産 志位委員長 野党一本化なら参院選候補取り下げも

12月19日 19時07分

k10010346901_201512192057_201512192057.mp4
共産党の志位委員長は大阪市で記者団に対し、来年夏の参議院選挙では安全保障関連法に反対する立場で野党の候補者が一本化されるのであれば、いったん擁立した公認候補者を取り下げる用意があるという考えを示しました。
この中で共産党の志位委員長は、来年夏の参議院選挙を巡り、熊本選挙区で自民党の現職に対抗するため、民主党など野党が無所属の候補者を連携して支援する方針を確認したことについて、「野党の統一候補が誕生することになり、大変よい動きだ。しっかりとした選挙協力の合意ができれば、当然、共産党の候補者を降ろす」と述べました。
そのうえで志位氏は「できるだけ筋の通った選挙協力が実現するように、粘り強く一つ一つ力を尽くしていきたい」と述べ、安全保障関連法に反対する立場で野党の候補者が一本化されるのであれば、いったん擁立した公認候補者を取り下げる用意があるという考えを示しました。
また志位氏は、おおさか維新の会について「与党で安倍政権の補完勢力であり、改憲の先兵だというのが実態だ。来年の参議院選挙では自民党公明党とともに、その補完勢力であるおおさか維新の会にもノーの審判を突きつけたい」と述べました。