大分市長選 新人の佐藤樹一郎氏が初当選

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自民党民主党が事実上、対決する構図となった大分市長選挙は、無所属の新人で自民党維新の党・日本を元気にする会が推薦し、公明党大分県本部が支持する、元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏が初当選しました。
12年ぶりに新人どうしの争いとなった大分市長選挙は、自民党維新の党・日本を元気にする会が推薦し、公明党大分県本部が支持する、元中小企業庁次長の佐藤氏が、民主党社民党の支援を受ける元大分大学副学長の椋野氏を抑えて、初当選しました。
佐藤氏は57歳。昭和55年に旧通産省に入り、中小企業庁の次長やジェトロ日本貿易振興機構のニューヨーク事務所長などを務めました。
選挙戦で、佐藤氏は、中小企業や農林水産業の振興のほか、行政コストの削減や、東九州新幹線の早期実現、それに、2020年東京オリンピックパラリンピックのキャンプ地誘致などを訴えました。
その結果、自民党公明党の支持層を固め、支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集めて、初当選しました。

佐藤氏「身が引き締まる思い」

佐藤樹一郎氏は「頂いた期待と重責に身が引き締まる思いです。大分県とも連携して、大分市政の再起動に日々全力で取り組んでいきたい。これからがスタートだと思っています」と述べました。