香川県知事選 現職の浜田氏が当選
任期満了に伴う香川県知事選挙は３１日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党・公明党・社民党、それに民主党香川県連が推薦する浜田恵造氏が、共産党が推薦する新人を抑えて、２回目の当選を果たしました。
浜田氏は香川県観音寺市出身の６２歳。
昭和５０年に当時の大蔵省、今の財務省に入り、理財局の次長や東京税関長などを務めたあと、前回・４年前の知事選挙で初当選しました。
今回の選挙で、浜田氏は、自民・公明・社民の各党と民主党香川県連から推薦を受け、観光振興など１期４年の実績を強調するとともに、人口の減少を食い止めるため、オリーブなど県の特産品を生かした産業の育成のほか、子育て支援や医療・福祉の充実に力を入れると訴えました。
その結果、推薦を受けた各党の支持層に加えて、支持政党を持たない無党派層などからも幅広く支持を集め、共産党が推薦する河村氏を破り、２回目の当選を果たしました。
浜田氏は「『元気な香川』や『安心できる香川』を全身全霊をかけて実現させていきたい。人口減少の問題は地方だけでなく、都市の問題でもあるので、地場産業を成長させて雇用を拡大させるなどして、対策に全力で取り組みたい」と述べました。
