福岡市長選 現職の高島氏が当選確実

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任期満了に伴う福岡市長選挙は16日に投票が行われ、無所属の現職で自民党公明党が推薦する高島宗一郎氏の2回目の当選が確実になりました。

福岡市長選挙の開票はまだ始まっていませんが、NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、無所属で現職の高島宗一郎氏がほかの5人の候補を大きく引き離して極めて優勢で、今後順調に得票を伸ばすと見込まれることから、高島氏の2回目の当選が確実になりました。
高島氏は大分市出身の40歳。
福岡市にある民放のアナウンサーを経て、前回(4年前)の選挙で初当選しました。
選挙戦で高島氏は、企業誘致を進め雇用を1万人以上増やし、過去最高の市税収入を確保したことや、規制緩和によって起業を促す国家戦略特区に指定されたことなど、1期4年の実績を強調するとともに、国家戦略特区を活用して新たなビジネスや雇用の創出に取り組み、アジアの中心都市に成長させたいと訴えました。
その結果、推薦を受けた自民党公明党の支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層などからも幅広く支持を集め、元市長の吉田宏氏らほかの5人を抑え、2回目の当選を確実にしました。