東京・渋谷区長選 長谷部健氏が初当選

参照元 東京・渋谷区長選 長谷部健氏が初当選

東京の渋谷区長選挙は、無所属で新人の長谷部健氏が初めての当選を果たしました。
長谷部氏は43歳。広告代理店の元社員で、平成15年に渋谷区議会議員に初当選しました。
今回の選挙は、3期務めた現職が引退して無所属の新人4人による争いとなり、長谷部氏は、現職から後継候補として支援を受けたほか、同性のカップルに結婚に相当する証明書を発行する全国初の条例の制定を推進してきた実績などを訴えました。
そして、NHKの出口調査によりますと、4人の候補者の中で、支持政党を持たない無党派層から最も多くの支持を集めており、民主党維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちが推薦する元東京都議会議員の矢部一氏や、自民・公明両党が推薦する元東京都議会議員の村上英子氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。

長谷部氏「一生懸命汗を流したい」

長谷部健氏は「皆さんのおかげでここまで来られました。トライアンドエラーを恐れずに、渋谷区のために一生懸命、汗を流したい」と述べました。そのうえで、長谷部氏は「最新の乳幼児教育の導入や、同性婚を認める条例の手続きを進めながら、いろいろな世代が交流できるような場を作り、『渋谷が変われば東京が変わる』という思いで頑張っていきたい」と話していました。