10知事選、26日告示 統一選

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 4年に1度の統一地方選挙が26日、10道県知事選の告示でスタートする。全体的に与野党の対決構図が薄い中で、北海道、大分の知事選は自民、公明両党と民主党などの野党が事実上、激突する構図となり、安倍政権が掲げる地方創生や「アベノミクス」に加え、原発再稼働などが争点になりそうだ。

 統一選の前半戦(4月12日投開票)は、10知事選のほか5政令指定市長選、41道府県議選、17政令指定市議選が行われる。後半戦(4月26日投開票)では、市町村や東京都の区で首長選や議員選が行われる。

 前半戦の山場となる知事選では、北海道と大分で自民党が現職を支援し、民主党が新顔を推す。神奈川、奈良、福井、鳥取、徳島、福岡の6県は自民、民主両党が相乗りで現職を支援する。党勢が伸び悩む民主党は、岡田克也代表のおひざ元の三重で1998年の結党以来、初の不戦敗となる。