愛知県知事選 大村氏が当選

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任期満了に伴う愛知県知事選挙は1日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党愛知県連や民主党などが推薦する大村秀章氏が2回目の当選を果たしました。

愛知県知事選挙は開票が終了しました。
大村秀章(無所属・現)当選、162万9147票。
▽小松民子(無所属・新)、39万1308票。
大村氏が2回目の当選を果たしました。
大村氏は54歳。愛知県碧南市出身で、平成8年以降、衆議院選挙自民党から5回連続当選し、この間、厚生労働副大臣などを務めました。
そして、前回の愛知県知事選挙に立候補して、名古屋市の河村市長と連携して戦い、自民党民主党などがそれぞれ推した4人の候補を破って初当選しました。
今回の選挙で、大村氏は、自民党愛知県連、民主党公明党維新の党、次世代の党、生活の党と山本太郎となかまたち、それに、地域政党減税日本の推薦を受け、リニア中央新幹線の開業を見据えたまちづくりや、製造業のさらなる振興など、経済政策を前面に訴えました。
その結果、推薦を受けた各党の支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、共産党が推薦する小松氏を抑え、2回目の当選を果たしました。
投票率は34.93%で、これまでで最も低かった平成7年の選挙に次いで、過去2番目に低い投票率になりました。
大村氏は「4年間、県民の皆様の理解と協力、支援を頂いて、『大愛知』の県政を担わせていただき、全力で取り組み、愛知の力を前進させることができた。頂いた大きな負託をしっかりと受け止めて、2期目に向けて、『日本一元気な愛知』、『全ての人が輝く愛知』を作っていきたい。そして、愛知の人材力を磨いて日本を支えていく、そういう愛知を作っていきたい」と述べました。