民主・大久保参院議員、次期参院選に出馬取りやめ 福岡

参照元 民主・大久保参院議員、次期参院選に出馬取りやめ 福岡

 来年夏の参院選福岡選挙区(改選数3)で、民主党が公認を決めている大久保勉参議院議員(54)が立候補を取りやめることが12日わかった。民主党福岡県連内では、後任候補として福岡の民放テレビ局の男性アナウンサーの名前が挙がっている。

 大久保氏は12日午後に福岡市内で記者会見して立候補の取りやめを表明する。大久保氏は外資系証券会社員などをへて現在2期目。県連の代表も務めている。

 党関係者によると、大久保氏は出身の久留米市を含む衆院福岡6区の候補者擁立の責任者で、同郷の50代の男性アナウンサーの擁立を模索したが、不調に終わった。このため、このアナウンサーを参院の後任に回し、6区には大久保氏を含め別の候補者を選ぶ動きが出てきたという。

 参院選の「一票の格差」是正に伴い、福岡選挙区は来夏から改選数が2から3に増える。ほかに自民党現職の大家敏志氏(48)と公明党新顔の高瀬弘美氏(33)が立候補を表明している。