山口代表と国連事務総長 “中韓両国との改善重要”

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公明党の山口代表は、日本を訪れている国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長と会談し、日本と中国・韓国両国との関係改善が北東アジア地域の平和と安定にとって重要だという認識で一致しました。
国連のパン・ギムン事務総長は、仙台市で開かれている国連防災世界会議に出席するため日本を訪れており、16日、東京都内で公明党の山口代表と会談しました。
この中でパン事務総長は、日本と中国・韓国両国との関係を念頭に、「北東アジアの平和と政治的な安定は今や国際社会全体にとって重要だ」と指摘しました。
これに対し、山口代表は「戦後、日本は自由や民主主義などを尊重する平和国家として歩み続けてきた。ことしは戦後70年という節目であり、今後も国際社会の平和と安定に貢献していきたい」と述べました。
そのうえで、山口氏は「公明党の井上幹事長が自民党の谷垣幹事長と共に、来週、中国を訪問する。政党間交流を再開し、安定した日中関係を取り戻し、北東アジアの平和に貢献していきたい」と述べ、日本と中国・韓国両国との関係改善が北東アジア地域の平和と安定にとって重要だという認識で一致しました。