山口代表が韓国大統領と会談

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山口代表が韓国大統領と会談

10月8日 17時44分

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韓国を訪問している公明党の山口代表は、パク・クネ(朴槿恵)大統領と会談して、安倍総理大臣の親書を手渡したのに対し、パク大統領は、今月末から来月初めをめどに開催が調整されている日中韓3か国の首脳会議を成功させたいという考えを示しました。
会談は、ソウルにある韓国大統領府で、8日午前、およそ30分間行われ、山口代表は安倍総理大臣の親書をパク・クネ大統領に手渡したうえで、「両国は、国交正常化以来、協力を重ねながら平和と安定を保ってきた。これから未来をともに作ることを期待している」という安倍総理大臣のメッセージを伝えました。
これに対し、パク大統領は「日中韓の首脳会議を開催したいと考えており、安倍総理大臣が出席するのを楽しみにしている」と述べ、今月末から来月初めをめどにおよそ3年半ぶりの開催が調整されている日中韓3か国の首脳会議を成功させたいという考えを示しました。
さらに、山口氏は「首脳会議に合わせて安倍総理大臣との首脳会談の実現を期待している」と述べましたが、パク大統領の返答はなかったということです。
山口氏は8日、チョン・ウィファ(鄭義和)国会議長や、与党・セヌリ党のキム・ムソン(金武星)代表とも会談しました。
このうち、キム代表との会談で、山口氏は「近年、日韓関係は以前ほど良好ではない状態が続いているが、ようやく改善の流れが出来つつある。日韓首脳会談を実現し、改善の流れを確実なものにしたい」と述べました。
これに対して、キム氏は「両国の国交正常化50周年となることし中に、両国の関係をなんとか抜本的に改善したい」と述べ、関係改善に向けて、さまざまなレベルで交流を促進していくことで一致しました。