山梨県知事選 後藤斎氏が初当選

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任期満了に伴う山梨県知事選挙は、25日に投票が行われ、自民・民主・公明の各党が推薦し維新の党県総支部が支持する、元民主党衆議院議員後藤斎氏が初めての当選を果たしました。

山梨県知事選挙の開票結果です。
後藤斎(無所属・新)当選、21万6493票。
▽花田仁(共産・新)、4万8693票。
▽林祥三(無所属・新)、1万3704票。
後藤氏が初めての当選を果たしました。
後藤氏は57歳。
農林水産省の課長補佐を経て、平成12年以降、衆議院選挙民主党から4回当選し、この間、内閣府副大臣や文部科学政務官を務めました。
今回の山梨県知事選挙は、現職が引退を表明し、後藤氏は、自民・民主・公明の各党の推薦と、維新の党県総支部の支持を受けて立候補しました。
選挙戦で後藤氏は、燃料電池など、エネルギー関連の新たな産業を集積して、雇用の創出と経済の活性化をはかり、県の人口を増加させたいと訴えました。
その結果、後藤氏は、支援を受けた各党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層など幅広い支持を集め、ほかの2人を抑えて、初めての当選を果たしました。
投票率は41.85%で過去最低だった前回を下回り、最も低く成りました。
後藤氏は、「大変うれしいという気持ちと責任の重さを感じています。製造業や農業などで売り上げや所得が減るなかで雇用が減少しているので、企業の活性化や働く場所の確保に取り組んでいきたい。県民の暮らしをみなさんと共同作業でよくしていきたい」と述べました。