宮崎県知事選 現職の河野氏が再選

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任期満了に伴う宮崎県知事選挙は21日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党民主党公明党、次世代の党、社民党が推薦する河野俊嗣氏が2回目の当選を果たしました。

宮崎県知事選挙の開票結果です。
▽河野俊嗣(無所属・現)当選、34万515票。
川村秀三郎(無所属・新)、5万2350票。
▽堀田孝一(共産・新)、1万4265票。
自民党民主党公明党、次世代の党、社民党が推薦する現職の河野氏が、元衆議院議員の川村氏と共産党の堀田氏を抑えて2回目の当選を果たしました。
河野氏は50歳。
昭和63年に旧自治省に入り、宮崎県の総務部長や副知事を経て、前回(4年前)の選挙で初当選しました。
選挙戦で河野氏は、家畜の伝染病「口てい疫」による被害からの再生・復興に道筋をつけたことなど1期目の実績をアピールしたほか、基幹産業の農林水産業の発展や中山間地域の振興などに力を入れることを訴えました。
その結果、推薦を受けた各党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、2回目の当選を果たしました。
河野氏は「1期目の4年間は県民と約束した口てい疫などからの復興と、宮崎の新時代に向けた基盤の整備に努めてきた。県政はさまざまな課題が山積しているが、宮崎の希望に満ちあふれた未来を作るために、これからも頑張っていきたい」と述べました。