山梨県知事選 後藤氏が当選確実

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任期満了に伴う山梨県知事選挙は25日に投票が行われ、自民・民主・公明の各党が推薦し維新の党県総支部が支持する、元民主党衆議院議員後藤斎氏の初めての当選が確実になりました。

山梨県知事選挙の開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、無所属で新人の後藤斎氏が、ほかの2人の候補を大きく引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、後藤氏の初めての当選が確実になりました。
後藤氏は57歳。
農林水産省の課長補佐を経て、平成12年以降、民主党から衆議院議員に4回当選し、この間、内閣府副大臣や文部科学政務官を務めました。
今回の山梨県知事選挙は、現職が引退を表明し、後藤氏は、自民・民主・公明の各党の推薦と、維新の党県総支部の支持を受けて立候補しました。
選挙戦で後藤氏は、燃料電池など、エネルギー関連の新たな産業を集積して、雇用の創出と経済の活性化をはかり、県の人口を増加させたいと訴えました。
その結果、後藤氏が、支援を受けた各党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層など幅広い支持を集め、ほかの2人の候補を抑えて、初めての当選を確実にしました。