甲府市長選 樋口雄一氏が初当選

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任期満了に伴う甲府市長選挙は25日に投票が行われ、無所属の新人で民主党公明党維新の党県総支部が推薦する、元山梨県議会副議長の樋口雄一氏が初めての当選を果たしました。

甲府市長選挙の開票結果です。
▽樋口雄一(無所属・新)当選、3万8892票。
▽神山玄太(無所属・新)、1万3442票。
▽宮本秀憲(無所属・新)、7622票。
▽長坂正春(共産・新)、5336票。
民主党公明党維新の党県総支部が推薦する樋口氏が初めての当選を果たしました。
樋口氏は55歳。
平成11年から山梨県議会議員選挙で4回当選し、この間、県議会副議長などを歴任したほか、民主党山梨県連の代表も務めました。
今回の甲府市長選挙は、現職の市長が引退を表明し、樋口氏は、これまでの市政の継承とともに、子育て支援福祉の充実、人口減少に歯止めをかけるための若者の雇用確保などを訴えました。
その結果、樋口氏は、推薦を受けた各党の支持層に加え、自民党の支持層や、支持政党を持たない無党派層など幅広い支持を集め、ほかの3人を抑えて、初めての当選を果たしました。
投票率は43.13%で、前回、4年前の選挙を6ポイント余り上回りました。
樋口氏は、「市民からいただいた期待は責任に変わるので、その責任をしっかりと果たしていく。私自身のすべてをささげて市民のために働きたい」と述べました。