統一地方選 東京・世田谷区長選は保坂氏当選確実

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統一地方選挙の後半戦は、26日、投票が行われ、3つの県庁所在地の市長選挙のうち、自民党民主党が事実上、対決する構図となった大分市長選挙は、自民党などが推薦する新人の当選が確実になりました。一方、有権者の数が後半戦で最も多い70万人余りの東京・世田谷区の区長選挙は、NHKの出口調査によりますと2期目を目指す現職が極めて優勢となっているほか、渋谷区長選挙は新人3人が争う展開となっています。
統一地方選挙の後半戦は、26日、全国合わせて728の市区町村長や議会議員の選挙で投票が行われました。
3つの県庁所在地の市長選挙のうち、自民党民主党が事実上、対決する構図となった大分市長選挙は、自民党維新の党、日本を元気にする会が推薦し、公明党大分県本部が支持する佐藤樹一郎氏が初めての当選を確実にしました。また、水戸と高松の市長選挙では、いずれも現職の当選が確実になりました。
一方、東京23区では11の区長選挙が行われました。
NHKの出口調査によりますと、このうち、有権者が後半戦で最も多い70万人余りの世田谷区長選挙は、2期目を目指す保坂展人氏が極めて優勢となっています。
新人4人が立候補した渋谷区長選挙は、元渋谷区議会議員の長谷部健氏と、民主党維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちが推薦する元東京都議会議員の矢部一氏が競り合っており、自民党公明党が推薦する元東京都議会議員の村上英子氏が続いています。
全国の市区長で最も多い8期目を目指す現職に新人4人が挑む構図となった中央区長選挙は、現職の矢田美英氏が極めて優勢となっています。