宮崎県知事選 現職の河野氏の当選確実

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任期満了に伴う宮崎県知事選挙は21日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党民主党公明党、次世代の党、社民党が推薦する河野俊嗣氏の2回目の当選が確実になりました。

宮崎県知事選挙の開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、現職の河野俊嗣氏が、ほかの2人の新人を大きく引き離して極めて優勢で、今後順調に得票を伸ばすと見込まれることから、河野氏の2回目の当選が確実になりました。
河野氏は50歳。
昭和63年に旧自治省に入り、宮崎県の総務部長や副知事を経て、前回4年前の選挙で初当選しました。
選挙戦で河野氏は、家畜の伝染病「口てい疫」による被害からの再生・復興に道筋をつけたことなど1期目の実績をアピールしたほか、基幹産業の農林水産業の発展や中山間地域の振興などに力を入れることを訴えました。
その結果、推薦を受けた自民党民主党公明党、次世代の党、社民党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、元衆議院議員川村秀三郎氏と共産党の堀田孝一氏を抑えて、2回目の当選を確実にしました。