秘密保護法案 26日に特別委で質疑

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特定秘密保護法案」を審議している衆議院の特別委員会の理事会が開かれ、額賀委員長は、職権で26日に委員会を開き、安倍総理大臣の出席を求めて質疑を行うことを決めました。
採決の日程を巡っては、26日に引き続き協議が行われる見通しです。

衆議院の特別委員会は、福島市で地方公聴会を開いたあと25日夜、委員会を開きました。
委員会では、「特定秘密」は、一部の例外を除いて60年後までに公開することや、指定にあたって統一的な運用を図るための基準案を総理大臣が作成することなどを盛り込んだ、自民・公明両党と日本維新の会、みんなの党の4党による修正案の趣旨説明が行われました。
そして、修正案の提出者を代表して、自民党の中谷特命副幹事長は「委員各位の賛同をお願いしたい」と述べ、修正案の早期成立に協力を求めました。
このあと審議の日程を巡って断続的に特別委員会の理事会が開かれ、与党側が26日に委員会を開いて安倍総理大臣の出席を求めて質疑を行いたいと提案したのに対し、民主党や日本維新の会などは「採決を前提にした質疑には応じられない」などとして反対しました。
こうしたなか、額賀委員長は、職権で26日に委員会を開き、安倍総理大臣の出席を求めて質疑を行うことを決めました。
採決の日程を巡っては、26日、引き続き協議が行われる見通しです。