経産相 追加除染へ国費投入に前向き
自民・公明両党の作業チームが、東京電力福島第一原子力発電所の事故による除染などに国が必要な資金を拠出できるようにすることなどを提言したことについて、茂木経済産業大臣は、閣議の後の記者会見で、追加的な除染への国費の投入に前向きな姿勢を示しました。
この中で茂木経済産業大臣は、７日まとまった自民・公明両党の作業チームの提言について「さまざまな項目についていかに福島の復興を加速するかという観点から議論をいただいたもので、大変傾聴に値する内容が含まれている」と述べました。
そのうえで、現在計画されている除染のあとの追加的な除染について「法律に基づいて計画されている除染を実施したあとさらに追加的な復興に向けた取り組みをどうするかだが、財源問題も含めて対応が必要な問題だと考えている」と述べて、国費の投入に前向きな姿勢を示しました。
