平成27年度予算案 参院予算委で可決

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一般会計の総額が過去最大となる、今年度=平成27年度予算案は、参議院予算委員会で採決が行われ、自民・公明両党や次世代の党などの賛成多数で可決されました。予算案は、このあと開かれる参議院本会議でも採決が行われ、可決・成立する運びです。
今年度=平成27年度予算案を審議している参議院予算委員会は、9日午後、安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して、締めくくりの質疑を行いました。
この中で安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉について、「今月下旬の日米首脳会談でTPPの個々の事柄に対する交渉を行うことは考えていないが、TPPは、人、物、お金が太平洋地域を自由に行き交う野心的な試みであり、ぜひ早期の妥結を目指していきたい」と述べました。
今年度予算案は、一般会計の総額が96兆3420億円と過去最大で、先月中に成立する見通しが立たなかったことから、2年ぶりに暫定予算が編成されました。
9日午後の参議院予算委員会では、締めくくりの質疑のあと、各党の討論に続いて採決が行われ、予算案は自民・公明両党や次世代の党などの賛成多数で可決されました。
今年度=平成27年度予算案は、このあと開かれる参議院本会議でも採決が行われ、自民・公明両党などの賛成多数で可決・成立する運びです。