山梨知事選、元衆院議員の後藤氏が初当選 2氏破る

参照元 山梨知事選、元衆院議員の後藤氏が初当選 2氏破る

 山梨県知事選は25日に投開票され、新顔で元民主党衆院議員後藤斎氏(57)が、共産党県委員長の花田仁氏(53)、元小学校教諭の林祥三氏(67)の新顔2人を破り、初当選を確実にした。

 後藤氏は党を離党して衆院議員を辞職。「県民党」を強調し、民主党に加え独自候補擁立を断念した自民党公明党の推薦を得た。「100万人都市への挑戦」を掲げ、人口減少対策などを訴え支持を広げた。

 花田氏は昨年12月の衆院選での共産党躍進を受けて立候補を表明。「国の言いなりになっている県政の転換」を掲げ、暮らし・福祉の充実と地域経済の立て直しを軸に訴えたが、及ばなかった。林氏は支援組織を持たず、リニア中央新幹線の建設反対などを訴えたが支持が広がらなかった。