和歌山県知事選 仁坂氏が当選確実

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任期満了に伴う和歌山県知事選挙は30日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党民主党公明党社民党が推薦する仁坂吉伸氏の3回目の当選が確実になりました。

和歌山県知事選挙の開票は、早いところでは午後8時に始まりました。
開票状況について、選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、現職の仁坂吉伸氏が、新人で法律事務所事務局長の畑中正好氏を大きく引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、仁坂氏の3回目の当選が確実になりました。
仁坂氏は和歌山市出身の64歳。経済産業省の製造産業局次長やブルネイ大使などを務めたあと、平成18年の知事選挙で初当選しました。
今回の選挙で、仁坂氏は、自民党公明党に加え、初めて、民主党社民党からも推薦を受け、2期8年の実績を強調するとともに、人口の減少が進む和歌山県の活性化や、南海トラフの巨大地震への備えなどに力を入れると訴えました。
その結果、推薦を受けた各党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、共産党が推薦する畑中氏を抑え、仁坂氏の3回目の当選が確実になりました。