金沢市長選、4人が立候補 10月5日投開票

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 山野之義・前金沢市長(52)の辞職に伴う出直し市長選が28日告示され、前職と新顔3人の計4人がいずれも無所属で立候補を届け出た。4年弱の山野市政への評価や来年3月の北陸新幹線開業を生かしたまちづくりなどが争点になる。10月5日に投開票される。

 立候補したのは届け出順に、山野氏、前金沢市議の升きよみ氏(71)=共産推薦=、前石川県議の石坂修一氏(61)=民主、社民推薦=、前石川県議の下沢佳充氏(53)=自民、公明推薦。

 山野氏は6月、任期満了(12月9日)に伴う市長選で再選をめざす考えを表明。しかし、市内で競輪場外車券売り場の計画を進めていた業者と独断で同意文書を交わすなどの便宜を図ったとして議会から批判を受け、8月に辞職した。

 山野氏が当選した場合、任期は辞任前の12月9日までとなり、この日までに再び市長選が実施されることになる。