新党名は「日本のこころを大切にする党」 次世代が変更

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 次世代の党は21日の議員総会で、党名を「日本のこころを大切にする党」(略称=日本の心)に変えることを決めた。石原慎太郎平沼赳夫両氏ら知名度のある結党時のメンバーが引退・離党して所属議員は4人。

 中山恭子代表は新しい党名について「日本の伝統文化や穏やかさなど日本人の精神の基礎にあるものが失われつつある」と語り、戦前の「日本人の心」を重視したことを明らかにした。結党以来、選挙結果は振るわず「(旧)党名が受け入れられなかった厳しい現実がある」(中野正志幹事長)という事情もある。

 秋ごろから党名変更を検討していたが、党内から反対意見が相次いで一時は見送りを決めた。中山代表が説得して実現させたが、江口克彦参院議員(比例)は党名変更に反発して離党した。参院の新しい勢力は次の通り。

 自民党113▽民主党・新緑風会59▽公明党20▽共産党11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新の党6▽維新の党(参議院)5▽日本の心4▽無所属クラブ3▽社民党護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革無所属の会2▽無所属6