福井市長選、現職の東村新一氏が3選

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 福井市長選は13日投開票され、無所属で現職の東村新一氏(63)=自民、公明、社民推薦=が、元衆院議員で無所属新顔の笹木竜三氏(59)を破って3選を果たした。当日有権者数は21万3020人で投票率は38・83%(前回23・64%)だった。

 東村氏は、5〜7年後に迫る北陸新幹線福井開業や2018年福井国体を見据えたJR福井駅西口再開発、中心市街地のにぎわいづくりなど2期8年の実績をアピール。3期目は子育てやI・Uターン支援の充実で人口減少対策に力を入れ、観光振興や県都として魅力的な地域づくりを進めると訴えて支持を広げた。

 笹木氏は「暮らしやすさ世界一」などを掲げたが、衆院議員時代に所属した民主党の推薦を得られず、支持を広げられなかった。