橋下市長 都構想で自公との協議進展に期待

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橋下市長 都構想で自公との協議進展に期待

11月26日 14時30分

大阪市の橋下市長は記者団に対し、今月22日の大阪ダブル選挙では、地域政党大阪維新の会が掲げたいわゆる「大阪都構想」の練り直しに対する民意が得られたという認識を示したうえで、5月の住民投票で都構想に反対した自民党公明党との協議が、今後進むことに期待感を示しました。
この中で橋下市長は、今月22日の大阪府知事選挙と大阪市長選挙でともに大阪維新の会の候補が勝利したことについて、「もう一度『大阪都構想』を議論し、府民や市民の意見をしっかり聞いて、以前の案をリニューアルしていくべきだという民意が示された」と述べ、いわゆる「大阪都構想」の練り直しに対する民意が得られたという認識を示しました。
そのうえで、橋下市長は「大阪維新の会は一方的に自分たちの考えを主張し、相手方を攻撃するのではなく、妥協点を探っていく新しいステージに入った。自民党公明党と話し合って妥協点を探ってもらいたい」と述べ、5月の住民投票で都構想に反対した自民党公明党との協議が、今後進むことに期待感を示しました。
一方、橋下市長は、来月に政界を引退した後の活動について、「私人になるので、公の場で言う必要は全くない。党の意思決定には関わらないが、意見を求められれば答えられる範囲で答えていく」と述べました。