高知市長選 現職の岡崎氏 4回目の当選

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高知市長選 現職の岡崎氏 4回目の当選

11月16日 4時06分

任期満了に伴う高知市長選挙は15日に投票が行われ、無所属の現職で、自民・民主・公明・社民の各党が推薦する岡崎誠也氏が4回目の当選を果たしました。
高知市長選挙の開票結果です。
▽岡崎誠也(無・現)当選、6万520票。
▽森敦子(無・新)1万8011票。
自民・民主・公明・社民の各党が推薦する岡崎氏が、共産党が推薦する森氏を破って、4回目の当選を果たしました。
岡崎氏は62歳。高知市の産業振興部副部長などを務めたあと、平成15年の市長選挙で初当選しました。
今回の選挙で、岡崎氏は、人口減少対策として、小学6年生までの医療費の無料化など子育て支援を充実させることや、南海トラフ巨大地震に備えた対策の強化などを訴えました。そして、推薦を受けた各党の支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、新人の森氏を抑えて、4回目の当選を果たしました。
岡崎氏は「南海トラフ巨大地震対策は、いかに津波を市街地に入れないかが生命線であり、防護強化を国に申し入れたい。また、市内の人口減少を食い止めるため、魅力的なまちづくりを進めるとともに、子育て支援の充実策として、小学6年生までの医療費の無料化を来年10月から確実に実施したい」と話しています。
投票率は28.93%で、過去2番目に低かった前回を0.88ポイント上回りました。