山口代表 安保法成立で当面憲法改正必要ない

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山口代表 安保法成立で当面憲法改正必要ない

10月28日 23時46分

公明党の山口代表は、民放のBS番組の収録で、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法が成立したことで、当面、憲法を改正する必要はないという認識を示しました。
この中で山口代表は、安全保障関連法について「日本の憲法は武力の行使を禁止しているが、国や国民の権利を守るために例外的に許されるのが自衛権だ。その自衛権の限界を今回の法律で決めたし、これ以上、武力行使の範囲を広げる場合には、憲法改正をしなければならないということも決めた」と述べました。
そのうえで山口氏は、「今の憲法で許される、ぎりぎりの制度を作ったということなので、これが、どう日本の安全と国際社会の平和のために役立つかを見ていく必要があるし、役立てていく必要がある。そういう大きな作業をやったわけだから、すぐに憲法改正をする必要は遠のいた」と述べ、当面、憲法を改正する必要はないという認識を示しました。