安倍総理大臣は総理大臣官邸で、先週、中国を訪れていた
公明党の山口代表と会談し、来月1日に開かれる見通しの日本、中国、韓国の3か国の首脳会議をはじめ、国際会議に合わせて、日中首脳会談を実現させたいという考えを重ねて示しました。
この中で、
公明党の山口代表は、先週、中国を訪れ、
習近平国家主席と面会した際、
安倍総理大臣の親書を手渡し、来月の国際会議で首脳会談を実現させたいという、
安倍総理大臣の意向を伝えたことなどを報告しました。
そのうえで、山口氏は、「中国側の対応からは、首脳会談に向けて環境を整えていこうということが感じられた」と述べました。
これに対し、
安倍総理大臣は、「先週行った、中国の楊潔チ国務委員との会談でも、そうした意思を確認することができた。今後、ソウルやそれ以後のことも実現していきたい」と述べ、来月1日に開かれる見通しの日本、中国、韓国の3か国の首脳会議をはじめ、国際会議に合わせて、日中首脳会談を実現させたいという考えを重ねて示しました。
また、
安倍総理大臣は、消費税の軽減税率導入を目指して議論を行う、
自民党の
税制調査会の会長に、宮沢前
経済産業大臣を起用したことなどについて、「政府・与党で、これから具体化に向けて取り組んでいくようになる。そういう方向づけをした」と説明しました。
※「チ」は竹かんむりに褫のつくり