ドローン規制法案 衆院内閣委で可決

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小型の無人機「ドローン」を国の重要施設の上空で無断で飛行させることなどを禁止する法案は、8日の衆議院内閣委員会で、禁止する施設に原子力発電所を加えるなど修正したうえで共産党を除く各党の賛成多数で可決されました。
自民・公明両党と維新の党、次世代の党は、小型の無人機「ドローン」を、国会議事堂や総理大臣官邸といった国の重要施設の上空などで無断で飛行させることを禁止し、違反した場合には1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すなどとした法案を、先月、衆議院に共同で提出しました。
法案は、8日開かれた衆議院内閣委員会で審議され、民主党が規制の対象を「ドローン」だけでなく、人が乗るパラグライダーやハンググライダーなどにも広げ、飛行を禁止する施設に原子力発電所を加えるとした修正案を提出しました。
そして、修正案の採決が行われた結果、民主党のほか、法案を提出した自民党など、共産党を除く各党の賛成多数で可決されました。修正案は、9日の衆議院本会議で可決され、参議院に送られる見通しです。