公明党「発言は看過できない」と抗議
自民・公明両党の国会対策委員長らが会談し、公明党側は、報道機関を批判する発言をして厳重注意の処分を受けた自民党の大西英男衆議院議員が、「あやまった報道をするようなマスコミに対する広告は自粛すべきだ」などと発言したことについて、「看過できない」と抗議しました。このなかで、公明党の大口国会対策委員長は、自民党の勉強会で報道機関を批判する意見が相次いだ問題について、「安全保障関連法案の審議に影響を与えており、遺憾だ」と述べました。
そのうえで大口氏は、党から厳重注意の処分を受けた大西英男衆議院議員が３０日に「誤った報道をするようなマスコミに対する広告は自粛すべきだと個人的には思う」などと発言したことについて、「厳重注意を受けたにもかかわらず、そのような発言があったならば、党のガバナンスにかかわることで、看過できない」と述べ、抗議しました。
これに対し、自民党の佐藤国会対策委員長は「この問題では、ご迷惑をおかけしている。谷垣幹事長に伝えたい」と述べました。
