通常国会、9月27日まで延長 会期245日、戦後最長

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 政府・与党は22日、今月24日までの第189回通常国会の会期を9月27日まで95日間延長することを決めた。最重要法案と位置づける安全保障関連法案を今国会で確実に成立させるため、十分な審議日数を確保する必要があると判断した。会期は計245日で、通常国会としては1981年開会の第96回国会を1日上回り、戦後最長。臨時国会特別国会も含めると、1972年に開会した第71回特別国会の280日間が最長。

 22日午後、自民党総裁安倍晋三首相と公明党山口那津男代表が国会内で会談し、決めた。出席者によると、首相は「(安全保障関連法案について)戦後最長となる審議時間を取り、国民の理解を得たい」と語ったという。同日夜の衆院本会議で議決される。