首相 “訪米でガイドライン見直し確認へ”

参照元 首相 “訪米でガイドライン見直し確認へ”

安倍総理大臣は総理大臣官邸で公明党の山口代表と会談し、今月下旬のオバマ大統領との首脳会談で、日米防衛協力の指針、ガイドラインの見直しの合意内容を確認し、日米同盟の強化につなげたいという考えを示しました。
この中で安倍総理大臣は、今月26日からのアメリカ訪問の日程などを説明しました。
そのうえで安倍総理大臣は、日米防衛協力の指針、ガイドラインの見直しに関連して「現在続いている安全保障法制の整備に向けた与党協議の進展を見守りつつ、ガイドラインは政府間でしっかりと合意を固めたい」と述べ、オバマ大統領との日米首脳会談で合意内容を確認し、日米同盟の強化につなげたいという考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉について「これまでの協議を踏まえて、交渉が進展するよう首脳どうしで対応したい」と述べ、首脳レベルでも意見を交わしたいという考えを伝えました。
これに対し、公明党の山口代表は「安倍総理大臣の訪米は日本の立場をアピールする絶好の機会だ。日米関係をより一層強化し、国際社会に寄与することにつながるよう取り組んでもらいたい」と述べました。