NHKの平成27年度予算が、31日の
参議院本会議で、
自民党、
公明党、次世代の党、
新党改革などの賛成多数で承認されました。NHK予算はすでに
衆議院で承認されており、これで国会で承認されたことになります。
NHKの平成27年度予算は、
事業収入は6831億円、
事業支出は6769億円となっていて、国際放送やインターネットを活用したサービスの強化などに取り組むほか、受信料収入は、公平負担に向けた取り組みをさらに徹底し増収を見込んでいます。
このNHK予算は、31日に
参議院総務委員会で審議と採決が行われたのに続いて、
参議院本会議で採決され、
自民党、
公明党、次世代の党、
新党改革などの賛成多数で承認されました。
民主党、
維新の党、
共産党、
社民党、「生活の党と
山本太郎となかまたち」などは反対し、去年に続いて全会一致にはなりませんでした。
NHK予算は、
衆議院では今月26日の本会議で承認されており、これで国会で承認されたことになります。
また、
参議院総務委員会では、▽協会は、会長の言動等により、国民・視聴者から厳しい批判が多数寄せられ、信頼が揺らいでいる現状を重く受け止め、かかる事態の一刻も早い収束と信頼回復に向け一丸となって全力を尽くすこと、▽経営委員会は、協会の経営に関する最高意思決定機関として重い職責を担っていることを再確認し、役員の職務執行に対する実効ある監督を行うことなどにより、国民・視聴者の負託に応えることなどとする付帯決議が、全会一致で採択されました。