統一地方選 10道県知事選告示

参照元 統一地方選 10道県知事選告示

統一地方選挙のトップを切って、10の道と県の知事選挙が26日に告示され、これまでに合わせて24人が立候補を届け出ました。
北海道と大分で、自民・公明両党と民主党が事実上対決する構図となっていて、地域経済の振興や人口減少への対策などを争点に、17日間の選挙戦に入りました。
統一地方選挙は、26日、北海道・神奈川・福井・三重・奈良・鳥取・島根・徳島・福岡・大分の、合わせて10の道と県の知事選挙が告示されました。
立候補の受け付けは各地の選挙管理委員会で午前8時半から行われていて、NHKのまとめでは、午前11時50分現在で、奈良と大分で4人ずつ、残る8つの選挙に2人ずつの、合わせて24人が立候補しました。
内訳を見ますと、現職が10人、新人が14人で、女性の候補者は4人となっています。
このうち、北海道と大分は、自民・公明両党と民主党が事実上対決する構図となったほか、神奈川、福井、奈良、鳥取、徳島、福岡の6つの県では、自民・公明両党と民主党がともに現職を支援する形となっています。
9つの県では、共産党が単独で公認や推薦・支持をした新人が立候補しています。
届け出を済ませた候補者は、早速、有権者に支持を呼びかけ、17日間の選挙戦に入りました。
今回の統一地方選挙は、去年の衆議院選挙のあと行われる初の全国規模の選挙で、政府が「地方創生」を重要課題に掲げるなか、経済の振興や人口減少への対策などを争点に論戦が行われる見通しです。
統一地方選挙は、今月29日に5つの政令指定都市の市長選挙、来月3日に41の道府県議会議員選挙と17の政令指定都市の市議会議員選挙も告示され、知事選挙とともに来月12日に投票が行われます。
さらに、それ以外の市区町村長や議員の選挙は来月26日に投票が行われます。