自公幹事長 政党間交流再開向け北京へ

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自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は、中国共産党の幹部と会談し、6年前を最後に中断している政党間交流の再開で正式に合意することで、日中関係の改善に向けた環境整備を図りたいとして、23日午前、中国・北京に向けて出発しました。
自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は、23日から3日間の日程で中国を訪問することにしており、23日午前、羽田空港から北京に向けて出発しました。谷垣・井上両氏は、23日午後に中国共産党の最高指導部のメンバーと会談するほか、中国共産党で対外交流を担う中央対外連絡部の王家瑞部長と、24日会談することにしています。
一連の会談で両氏は、6年前の平成21年2月を最後に中断している、自民・公明両党と中国共産党との政党間交流を再開することで正式に合意し、経済や環境問題など幅広い分野で意見交換を行うことで、日中関係の改善に向けた環境整備を図りたい考えです。
また両氏は、戦後70年のことし安倍総理大臣が発表する「総理大臣談話」を巡って、中国側から言及があれば、現在行われている政府の有識者懇談会での議論などを説明し、理解を求めることにしています。