衆院 情報監視審査会の8委員を選任

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衆議院は26日の本会議で、特定秘密保護法の運用を監視する「情報監視審査会」の委員に自民党の額賀元財務大臣ら8人を選任しました。

衆議院は26日の本会議で、政府による特定秘密保護法の運用を監視する機関として設置された「情報監視審査会」の委員8人を、共産党社民党を除く各党などの賛成多数で選任しました。
委員は、各会派の議席数に応じて選任され、自民党から、元財務大臣額賀福志郎氏、岩屋毅氏、平沢勝栄氏、松本純氏、大塚高司氏の5人、民主党松本剛明氏、維新の党の井出庸生氏、公明党の漆原良夫氏です。初代の審査会長には、委員の互選によって、自民党が推す額賀氏が就任する見通しです。
また、本会議に先立って開かれた衆議院議院運営委員会では、審査会の事務に当たる職員の適性評価について、犯罪歴や経済状況など7項目の調査を行うことなどを決めました。
特定秘密保護法を巡っては、政府が昨年末までの関係省庁の運用状況などをとりまとめ、今後、国会に報告することにしていて、衆議院の情報監視審査会は、職員の適性評価を行ったうえで、法律の運用の監視を始めることにしています。一方、参議院では、情報監視審査会の委員の選任などを巡り与野党の調整が続いています。
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