「情報監視審査会」初代審査会長に額賀氏

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衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、26日の衆議院本会議で、特定秘密保護法の運用を監視する「情報監視審査会」の委員の選任を行うことで与野党が合意し、初代の審査会長には額賀元財務大臣が就任する見通しです。

特に秘匿が必要な安全保障に関する情報を特定秘密に指定して保護する特定秘密保護法は、去年12月に施行されましたが、国会では、政府による法律の運用を監視するため、衆参両院それぞれに設置された「情報監視審査会」の委員の選任がまだ行われていません。
これに関連して、24日開かれた衆議院議院運営委員会の理事会で、政府が、昨年末までの関係省庁の運用状況などをとりまとめ、今後、国会に報告することを踏まえ、国会としても、政府の運用を監視する必要があるとして、26日の衆議院本会議で、衆議院の審査会の委員の選任を行うことで与野党が合意しました。
衆議院の「情報監視審査会」の委員は、各会派の議席数に応じて、自民党が5人、民主党維新の党、公明党がそれぞれ1人の合わせて8人で、初代の審査会長には、自民党が推す額賀元財務大臣が就任する見通しです。