自公 国会審議の閣僚途中退席は柔軟に対応

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自民・公明両党の幹事長らが会談し、後藤健二さんとみられる男性の新しい画像と音声がインターネット上に投稿されたことを受け、政府が迅速に事態に対処できるよう、28日の国会審議での閣僚の途中退席などに柔軟に臨む方針を確認しました。

28日の会合には、自民・公明両党の幹事長と国会対策委員長が出席しました。この中で、自民・公明両党は、後藤健二さんとみられる男性の新しい画像と音声がインターネット上に投稿されたことを巡り、後藤さんの早期解放に向けて政府の対応を全面的に支えていく考えで一致しました。
また、28日参議院本会議で、すべての閣僚が出席して財政演説に対する各党の代表質問などが行われることを踏まえ、政府が事態に迅速に対応できるよう、野党側の協力も得て、菅官房長官、岸田外務大臣ら関係閣僚の途中退席などに柔軟に臨む方針を確認しました。
一方、自民・公明両党は、経済対策を柱とする今年度・平成26年度の補正予算案について、29日から衆議院予算委員会で実質的な審議に入り、30日衆議院を通過させたうえで、来月3日の成立を目指して、野党側と調整を進めていくことになりました。