愛知知事選が告示 現職と新顔2氏の論戦始まる

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 愛知県知事選が15日に告示され、再選を目指す現職の大村秀章氏(54)と、新顔で県社会保障推進協議会事務局長の小松民子氏(64)の無所属2人が立候補した。2月1日の投開票に向け、大村県政1期目の評価や、県の将来像などをめぐる論戦が始まった。

 大村氏は民主、維新、公明、生活、次世代、地域政党減税日本の各党本部と自民党県連から推薦を得た。小松氏は共産党が推薦。自民、民主などは過去2回は別々の候補を支援したが、今回は大村氏に相乗りし、構図が一変した。

 大村氏はリニア開業に向けたインフラ整備支援や、自動車や航空宇宙などの産業振興による雇用創出を重視する。小松氏は愛知の財政力が社会保障や教育に生かされていないとし、子ども医療費無料制度の拡大や少人数学級の推進を公約。若者支援でブラック企業規制条例の制定も目指す。