公明・山口代表「判断を尊重」 都構想巡る方針転換

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 公明党山口那津男代表は14日、党大阪府本部が大阪都構想住民投票実施に賛成する方針に転じたことについて「大阪の実情に応じて府本部が市民の側に立って判断した。判断を尊重する」と述べ、容認する考えを示した。住民投票の5月実施が固まったことに対しては「大阪維新の会の市長、知事と議会の二元代表が合意形成で機能していない。機能しないところを住民投票で検討する余地もあるのではないか」とし、理解を示した。

 山口氏はこの日、大阪市内のホテルで開かれた党府本部の新春年賀会に出席。その後、記者団に語った。

 会合には公明党国会議員や地方議員ら約2千人が参加。佐藤茂樹・府本部代表は「都構想案に反対の立場は何も変わらない」との方針を改めて強調した。