大阪都構想の法定協、最後も異論噴出 投票決着へ

参照元 大阪都構想の法定協、最後も異論噴出 投票決着へ

 2年近くに及んだ法定協議会での論争が13日、終わった。大都市のあり方を大きく転換する改革を盛り込んだ大阪都構想案は、反対派が加わって再開してからわずか2回の議論で決定。反対会派が指摘する不安は積み残されたままだ。

 午後3時に大阪府庁で始まった法定協議会。昨年まで反対派の先頭に立ってきた公明党の清水義人府議が、都構想案の問題点をあげつらった。

 「特別区の自主性と財源確保が不確実。とてもまともな基礎自治体とは言えない。市民の生活に重大な悪影響が出ることは明白だ」