エコカー減税対象縮小へ より低燃費車への買い替え促す

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 自動車にかかる税制の見直し案がまとまった。低燃費の車を税優遇する「エコカー減税」は、来年度から燃費基準を厳しくして減税額を減らす方針で、対象から外れる車や減税幅が小さくなる車が出てきそうだ。二輪車にかかる軽自動車税は来年4月に予定していた増税を1年先送りする。

 自民、公明両党が30日の税制改正大綱に盛り込む。

 エコカー減税は、車を買う際に納める「自動車取得税」(普通車は車両価格の3%)と、買う時と車検時に納める「自動車重量税」(普通車0・5トンにつき年4100円)が対象。いまは、国が定めた2015年度の燃費基準を達成していれば、取得税は60%から全額、重量税は50%から全額が減税・免税となる。