自民・公明の幹部 来月中国訪問へ

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公明党の北側副代表は、東京都内で講演し、日中関係の改善に関連して、来月、自民・公明両党の幹部が中国を訪問し、現在、途絶えたままとなっている中国共産党との政党間交流が再開されるという見通しを明らかにしました。

この中で、公明党の北側副代表は、現在の日中関係について、「日中の国交が正常化されて以降、日中関係は今が一番厳しい状況にあり、外交努力によって、日中関係の改善をしていくことが、当然必要だ」と述べました。
そのうえで、北側氏は、「かつて、自民・公明両党と、中国共産党の幹部との間で行っていた政党間交流を復活しようと、現在交渉中で、おそらく来月行われるのではないか。自民党の谷垣幹事長や二階総務会長は、中国との関係が深い人であり、期待している。11月のAPEC=アジア太平洋経済協力会議の前に実施しなければ意味がなく、チャンスを逃してはいけない」と述べ、APECに合わせた日中首脳会談の実現に向けた、関係改善につながることに期待を示しました。