辺野古移設反対の市長派が過半数維持 名護市議選

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 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設先とされる同県名護市の市議選(定数27)が7日、投開票され、移設に反対する稲嶺進市長を支える市議が14議席を獲得し過半数を維持することが確実となった。移設計画には市がかかわる手続きが残っており、稲嶺氏は今後も市議会の支持を背景に計画への抵抗を続けるとみられる。投票率は70・40%で前回(72・07%)の過去最低を更新した。

 改選前の議席数は市長派15、反市長派10、中立の公明2。今回は市長派、反市長派とも16人、公明2人、その他1人が立候補した。8日午前0時半現在の開票率は98・65%で、議席数は市長派14、反市長派11、公明2となることが確実になった。

 開票作業は7日午後9時から始まったが、午後10時半ごろに投票用紙の自動読み取り機が票を読み取らなくなるトラブルがあり、作業に遅れが出た。