公明、異例のてこ入れ 集団的自衛権容認後の知立市議選

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 安倍内閣が集団的自衛権の行使を容認してから1カ月。3日投開票の愛知県知立市議選はその閣議決定後、東海3県で連立与党・公明党の公認候補が立った最初の地方議会選挙だった。閣議決定で地方に生まれた不満が影響してはいけない――。党は異例のてこ入れを図った。

 「逆風の中の選挙戦でした」。3日深夜、公明党公認の現職、明石博門氏(66)は当選を決め、支持者に深々と頭を下げた。

 定数は3減で20となったところへ、計23人が立候補。公明党からは明石氏と杉山千春氏(58)の現職2人が出て、再選された。2人とも前回より得票を増やし、順位も上げた。