仲井真氏擁立に自民本部が難色、県連反発も 沖縄知事選

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 11月の沖縄県知事選で、現職の仲井真弘多(ひろかず)知事(74)の擁立に自民党本部が難色を示した。仲井真氏は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設を進める安倍政権と歩調をあわせてきたが、党本部は苦戦が予想される情勢や、公明党の協力が得られるか不透明なことなどから判断。仲井真氏擁立を検討してきた自民党沖縄県連は反発している。

 自民党石破茂幹事長は4日、党本部で党県連会長の西銘恒三郎衆院議員らと会談。関係者によると、仲井真氏擁立を訴える西銘氏に、石破氏は「仲井真氏に傷を付けるわけにはいかない。(後継者を)探した方がいい」と述べたという。